検察としては、この事件の論点は殺意の有無と捉え、急発進させたらどうなるか知っていたはずという点をあげ、轢いた事自体は報告書に書いていない事をあげ、指摘しています。
弁護側としては、轢いた事実自体が無い。
そして、仮に轢いていたと判断されても、殺意は無かったと指摘しています。
私見ですが、これは明らかに殺人です。
計画性などは当然ありませんが、衝動殺人でしょう。
車を人がしがみついていながら、30ないし35kmまで速度を出せば、振りほどいた際に怪我を負うことは勿論、ヘタしたら頭を打って死ぬ事もあるって事くらい大人なら誰でも分かる事です。
にも拘らず急発進させて加速させた事実を鑑みれば、立派な殺人です。
このケースの場合、普通に考えれば殺意の有無で争うところですが、被告人にもそれが分かっている為に、前面否認しているというところでしょう。
しかし、あれですね。
ニュースだけじゃ、事件の事は全く分からないものですね。
傍聴記事を書いていて、事件のニュースを見るたびに感じます。
この裁判の時、傍聴人で1人熟睡しているお爺ちゃんがいました。
裁判長に、眠いなら退廷して下さいと注意され、退廷したのですが、右左は忘れましたが、どちらかの裁判官も寝ていたのを私は見逃しませんでした。
傍聴人を注意するなら、1番寝てはいけない人を真っ先に注意して下さい。
うわぁ、眠そうだな〜って思っていたら、目を瞑り完璧に寝始め、裁判長が傍聴人を注意する声で起きてましたよ!
さて、この事件ですが目撃者が2名います。
こんな状況で必死こいて否認するなんて、罪の重大性を認識しているのでしょう。
それにしても、前科9犯って…
確か前歴も9回あるって言ってました。
凄いワルっていうか、しょーもない人間だ…
この事件では、公判前整理手続きがとられ、結審まで時間をかけずに行われます。
公判予定を公開しますので、傍聴の参考にしてください。
第2回公判 10月20日 13:30 警察官2名の証人尋問
第3回公判 10月24日 13:30 警察官1名の証人尋問
第4回公判 11月2日 13:15 目撃者2名の証人尋問
第5回公判 11月10日 13:30 被告人質問、遺族の意見陳述
第6回公判 11月24日 13:30 論告、弁論
見所は第5回と第6回です。
第5回は、こんな無茶な否認をする被告人が、どのような言い訳を用意しているか見ものです。
第6回は、私が常々言っているように、検察が輝く瞬間が見れます。弁論は退屈ですが…
吉沢君、どんだけ無茶苦茶な屁理屈をこねるか楽しみにしてます!
※公判前整理手続きとは?
刑事裁判の迅速化を図るため、裁判官、検察官、弁護人が初公判前に非公開で協議し、証拠や争点を絞り込んで審理計画を立てる事をいいます。
例であげると、当ブログでも記事にした「強制わいせつ友利昌一の裁判に行って激怒!」の事件や、ホリエモンの事件などがそうです。
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