平成20年 刑(わ) 第1763号 強制わいせつ 佐藤秀信(37)
起訴状
被告人は、平成20年5月27日午前7時21分から同日7時32分頃までの間、西武池袋線石神井公園駅から池袋までを走行中の電車内において、被害女性に対し、パンティの中に手を入れて直接陰部を弄ぶなどし、もって強いてわいせつな行為をしたものである。
罪状認否
「間違いありません」
生年月日 昭和46年3月10日
本籍地 東京都北区赤羽南2
現住所 東京都東久留米市中央町1
職業 無職
冒頭陳述
被告人は大学卒業後、職を転々としていて、犯行時は会社員でした。
平成20年5月21日、被害者を発見し、好みの可愛い子だなと思いました。
すると、同人がナカバヤシという者から痴漢されているのを発見します。
それを見て、この子は痴漢されてもなにも言えない子だと思い、自分もやりたいと思いました。
本件当日、ナカバヤシが痴漢しているのを見て、自分も太ももを撫で回し、更にパンティの中に手をいれて直接陰部を弄ぶなどしました。
被害者は学校の先生に相談し、警察官と共に電車に乗っていたところ、被害者が警察官に被害を申告し、逮捕に至りました。
被害者供述
この電車は、いつも身動きがとれないくらい混んでいました。
この日も同じように混んでました。
被告人(以下、B)ともう1人の犯人(以下、A)から度々痴漢にあっていました。
今回はAが目の前に立ち、Bが右側に密着するように立ってました。
最初は触ってこなかったのですが、身動きがとれないくらいになると、触ってきました。
Bがスカートの中に手を入れてきて、Aもブラウスの中に手を入れてきました。
そして、警察官と事前に決めてあった、腕を掴む合図を実行しました。
悔しかったし、学校にも行きたくないと辛い思いをしていました。
被告人には、この世からいなくなってほしい。
被告人供述
自分には手の届かない若い子の陰部を触りたいと思ってました。
被害者を発見し、おしとやかで可愛い子だなと思い、悪戯してやろうと思っていたところ、他の男がその子に痴漢しているのを見て、羨ましいなと思い、この子は痴漢されてもなにも言えないと分かったので、自分もやろうと思いました。
とことんクズです。
痴漢されてるのを見て、なにも言えない子だから自分も出来るという発想が人間ではない。
更に、被害者が示談金を受け取らないことから、贖罪寄付をしてます。
その額、10万円。
これまたクズもいいとこです。
なんだよ10万円って。
世の中なめてるのか?
情状証人はいないので、被告人質問です。
弁護士「事件当初は、建設会社の営業担当でしたね?」
佐藤「はい、そうです」
弁護士「そこの会社は従業員何人くらいですか?」
佐藤「30名くらいです」
弁護士「あなたの役職は?」
佐藤「営業課長でした」
弁護士「その職はどうなりました?」
佐藤「起訴されたので、会社からの勧めもあり、退職しました」
弁護士「ところで、本件以外に電車内で痴漢をしたことがありますか?」
佐藤「若い頃、2,3回ありました」
弁護士「若い頃とは10年前頃ですか?20年前頃ですか?」
佐藤「社会人になりたての頃です」
弁護士「だれか痴漢する子を探していたところ、被害者を見つけて痴漢してやろうと思ったと書いてありますが、これは事実ですか?」
佐藤「はい、間違いありません」
弁護士「え?5月21日ですよ?」
佐藤「5月21日に被害者が痴漢されているのを見たので」
弁護士「痴漢を目撃する前に、被害者をターゲットにしたと書いてあるんですよ?」
佐藤「あの、初めからこの子をターゲットにしようと思ったのではありません」
弁護士「検面調書では、自分好みの可愛い子だなと思って、触ってみたいと思ったと妄想のように書いてありますが、これが正しいのですか?」
佐藤「はい」
弁護士「具体的に痴漢をしようと思ったのは何時から?」
佐藤「他の男から痴漢されてるのを見た時です」
弁護士「5月23日には自分も痴漢行為を始めたんですね?」
佐藤「はい」
弁護士「26日にも他の男が痴漢してるのを見たから、あなたも痴漢行為を始めたんですね?」
佐藤「はい」
弁護士「OLは汚れているけど、女子学生は汚れていないからですと書いてあるんですが、これは事実ですか?」
佐藤「私はOLの人が汚れているとは思っていません」
それに近いことを言ったってことだろ。
弁護士「5月21日に被害者が痴漢をされているのを見る前から、被害者のことを知ってましたか?」
佐藤「何時も同じ車両を使っているので、知ってました」
弁護士「それで、どう思っていたんですか?」
佐藤「おかしいんですが、可愛い女性だなと思ってました」
弁護士「その女の子の足などを携帯電話のカメラで撮影などをしていましたと書いてあるんですが、これは事実ですか?」
佐藤「撮りました」
ガチで変態だな…。
どんだけキモイんだよ、このクズ。
弁護士「足などをと書いてあるんですが、どういうふうに撮影したんですか?」
佐藤「被害者が前を歩いていて、後ろを歩きながら撮ったかんじです」
もしかして、階段か?
ん?スカート内でも撮ろうと思ったんか?
弁護士「被害者にお詫びをしようと思って、私に示談してくれと依頼しましたね?」
佐藤「はい」
弁護士「でも、残念ながら断られたんですね?」
佐藤「はい」
弁護士「それで被害弁償の代わりに贖罪寄付をしたんですね?」
佐藤「はい」
弁護士「そのお金はお母さんが出してくれたんですね?」
佐藤「はい」
弁護士「あなたは貯金がなかったんですね?」
佐藤「はい」
弁護士「現在、どんな気持ちでいますか?」
佐藤「ただ被害者の方には大変申し訳ないことをしたという一念で留置場にいました。外に出てからも同じです」
はい、みなさんお気づきですね。
そうです、こいつは保釈されてます。
つまり、保釈金は出せるが、被害弁償は10万円しか出せないそうです。
呆れて物も言えません。
検察官からの質問です。
検事「何回もやっていて、被害者に悪いなとか、可哀想だなとか思わなかったんですか?」
佐藤「頭の中がホントに…」
検事「止めるってことが考えられなかった?」
佐藤「と、思います」
検事「こんな短い期間に何度も被害にあって、学校にも行きたくなくなって、ノイローゼ気味になったと被害者が言ってるのを聞きましたか?」
佐藤「聞きました」
検事「被害者の親御さんに対しては、どう思ってますか?」
佐藤「私は母と2人で父はいないのですが、同じ状態だと検事さんから聞き、なんと言うか…、どえらい罪を犯してしまったと思います」
検事「今後、仕事を見つけたら通勤しないといけませんよね?」
佐藤「はい」
検事「通勤の時は、どんな手段をとりますか?」
佐藤「被害者の方がおっしゃってた、池袋線には乗らないでほしいという言葉が残っているので、本来なら電車通勤するのは避けなければならないのですが、悩んでます」
はぁ?
また電車に乗る宣言か?
そんで痴漢を見たら、また一緒になってやるのか?
いい加減にしとけよ。
それに、被害者が言ってるのは、池袋線に乗らないでほしいってことだけじゃないだろ?
他にもあるだろ?
検事「また別の女性にやるんじゃないかと心配になるのですが」
佐藤「こういった罪は再犯の可能性が高いと散々言われてきました。ですが、私としては2度としないように心がけるつもりです」
ふ〜ん、心がける“つもり”ねぇ。
もう少し、テメーの病的な性癖と向き合ったほうがいいんじゃねーの?
判事からの質問です。
判事「被害者に弁償しようとして断られたとのことですが、金額の提示までやったんですか?」
佐藤「一切接触はしたくないと言われたので、そういった具体的なことはしてません」
判事「あなた的には、金額はいくら出そうと思ってたんですか?」
佐藤「…」
判事「或いは、どれくらい出さないといけないと思ってたんですか?」
佐藤「30万円から50万円の間でさせて頂ければと思ってました」
判事「そういったお金をどうやって用意しようと思ってたの?」
佐藤「母に相談するしかなかったと思います」
判事「で、贖罪寄付されてますけど、10万円なんですよね。この金額はどうしてそうなったの?」
佐藤「留置場から出てきた時に、収入がなかったものですから、経済的に辛いということがあって、その金額になりました」
やっぱ、刑務所で少しでも償ったほうがいいんじゃねーの?
辛いなんて言葉をお前が使うな。
留置場如きが辛くて、早く出たくて保釈金をつんだんだろ?
お前に反省する十分な期間があったと思ってんのか?
論告
本件犯行態様は悪質で、常習的犯行の一環です。
身動きのとれない電車内で、被害者に対して大腿部などを触り、パンティ内に手を入れて陰部を弄ぶなどしており、悪質です。
混雑した電車内で、わいせつ行為を繰り返していたのですから、常習的なものであることも明白です。
動機に酌量の余地はありません。
恐怖心、羞恥心から抵抗できないのを知っていながら、わいせつ行為を繰り返しています。
見ず知らずの男性から陰部などを触られ、しかも被害者は短期間にナカバヤシ、被告人の2名から痴漢をうけ、精神的被害は想像に難くありません。
被害弁償がされていないのを考えれば、厳罰を望むのも当然です。
被告人の変態的性癖からすれば、再犯の可能性は極めて高い。
電車内の痴漢が増えていることからも、厳罰が必要です。
以上、諸般の事情を考慮し、相当法条適用の上、被告人を
懲役2年に処するのを相当と思料します。
最後の一言
被害者の方には大変に申し訳なく思っております。
出来ましたら今一度社会に戻らせて頂いて、人生をやり直すチャンスを頂けたらと思っております。
被害者の苦しみを胸に焼き付けて生きていこうと思っております。
本当に申し訳ありませんでした。
被害者にやり直すチャンスなんてないのにな。
痴漢された記憶は永遠に残るんだからな。
それなのに、自分にはチャンスをくれってことか?
お前は痴漢をやめることが何度だって出来た。
痴漢を見た時に、助けることだって出来た。
それでも、被害者にそのチャンスを与えなかったわけだ。
それでも自分にはチャンスをくれってわけだ。
厚顔無恥とはお前みたいな奴のことを言うんだ。
被害者はお前にこの世から消えてほしいと思ってんだ。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/105041761
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/105041761
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック





被害者はもちろんだが、どちらの母親も可哀想。
被害者のこれからの人生が明るく楽しいものでありますように・・・。
被告人の母親なんて情状証人にたちませんでしたからね。
世間に顔向けできないと思っているのでしょう。
それが普通の感覚だと思います。
被害者にはこれからきっと色んな幸福が訪れると思いますし、それを信じてます。