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平成20年 刑(わ) 第2115号 強制わいせつ 梅川崇(35)
検察官からの質問です。
検事「示談の中身は見ましたか?」
梅川「はい」
検事「被害者から、許すという言葉が一言でも入ってましたか?」
梅川「入ってませんでした」
検事「どう思いますか?」
梅川「そうですね、私のしたことを考えれば、当然だと思います」
検事「本来なら会社からクビにされ、奥さんから離婚されるという重大なことですよね?」
梅川「はい」
検事「奥さんのお蔭でね、こういう事を逃れて、軽く考えたりしてませんか?」
梅川「いえ」
検事「なんで大人なのに善悪の区別がつかないんですかね?」
梅川「ちょっと今は考えられないんですけど、私に行為をもってくれてるのかなと思ってしまいました」
検事「とんでもない勘違いなんですが」
梅川「はい」
判事からの質問です。
判事「痴漢の事件っていうのは、多いんですよ。それでも、この事件ほど悪質な事件はそんなにないですよ」
梅川「はい」
判事「裁判所としてはね、なんで君が会社に普通に通ってるのか不思議なんですよ。軽く考えてるかもしれないから言っておくけど、君は身柄拘留されなかったんだけど、弁護士さんが頑張っただけで、これだけの悪質な事件で普通なら考えられませんよ?もっとちゃんと考えて下さい」
梅川「はい」
論告
動機に酌むべき事情はありません。
自己の性的欲望を充たす為だけに本件犯行をおこないました。
そこには被害者への思いやりが欠片もなく、自己中心的で、酌量の余地はありません。
犯行態様も悪質なものです。
初めて被害者にわいせつ行為に及んだ時、抵抗できないとみるや、追いかけて通行中の被害者に声をかけ、しかもこの後も何度も同じ犯行を繰り返してます。
被害者は通勤経路を変え、被告人に会うのではないか、被告人に復讐されるのではないか、このような精神的被害を負っています。
厳罰を望むのは当然です。
示談はされてますが、許すという言葉は一言も出てきません。
これは処罰感情が依然として厳しいことを物語ってます。
電車内での痴漢事件は、社会問題になっており、この種事案の厳しさを体感させる為にも、厳罰が必要です。
そこで求刑ですが、諸般の事情を考慮し、相当法条適用の上、被告人を
懲役2年に処するのを相当と思料します。
これに対して弁論では、死を考えたほどの反省をしてるので、執行猶予をお願いする旨の発言をしてました。
死を考えたねぇ…。
言うだけなら誰にでも言えるわな。
仮に本当に考えたのだとしても、それを良情状として利用するやり方が非常に気に入らないんですよね。
色んな被告人に言えることですが、なんでそれを弁護人に言うの?裁判所に言うの?
そんな言葉が多いです。
つまり、俺の刑を軽くしてね(はーと
そういうことだろ?
そこには自分のやったことの重大性、被害者への配慮、その他諸々に欠けてると言わざるを得ないんですよね。
大体、性犯罪者なんてのは再犯を繰り返す度に反省の弁を述べる。
反省なんてしてないから再犯するくせに。
あぁ、こいつは2度とやらないだろうなと感じて、記事を削除した例がひとつしかないことも、それを物語ってますね。
最後の一言
被害者の方、被害者の関係者の方に、不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
そういうのってさ、犯罪を犯す前に考えるべきことだと思うわけよ。
追記
示談金の金額ですが、200万円です。
書き忘れました。
【強制わいせつ裁判傍聴記の最新記事】




こういうことをする犯人たちは反省なんてしてない。どうして捕まってしまったのかと反省してるだけで、今度は捕まらないようにこうしようと反省しているだけだ!
管理人さんのこのブログ。
とても有意義だと思うのですが、犯行の状況が詳しく出ているので、ここを読んで真似る輩が出ることも心配になってしまいます。そんなことがないよう祈るばかりですが・・・。
その問題は私も悩んだ時期があります。
しかし、こんだけ惨めな思いをして、個人情報を晒されてしまうんだという現実から抑止のほうに働くことを信じることにしました。
ですが、もし「怒れる男ってサイトを見て、真似をしました」なんて輩が出た時は、このブログを閉鎖するしかないと思ってます。
恐らく相当に強かでしょう。
私の家内も痴漢にあった経験はあるらしいですが、本当に怖いらしいです。
私は千代田線で痴漢を捕まえた経験があります。
怒れる男ってサイトを見て、真似をしました
とあるのですが、性犯罪者の受刑者で、ネットの裁判傍聴記を見て手口を真似した事ある。なんて話は聞いた事ありますよ。このサイトではないと
思いますが。