こいつはなんで人を殺しておいて、こんなに偉そうなんだ?

平成20年 合(わ) 第271号 傷害致死 瀧久男(76)


起訴状
被告人は、平成20年5月上旬頃、東京都練馬区富士見台1丁目の被告人方において、妻である被害者の顔面を平手で叩いたりスリッパなどで叩くなどの暴行を加え、外傷性くも膜下出血により死亡させたものである。


罪状認否
「(うなずく)」


生年月日 昭和7年3月28日
本籍地 滋賀県彦根市
現住所 東京都練馬区富士見台1



冒頭陳述
本件は、足腰の不自由な妻を介護してた被告人が、思い通りに言う事をきかない妻、滝セイさんに腹をたてて暴行を加え、外傷性くも膜下出血により死亡させた事案です。
被告人は、セイさんの足が不自由になり、なかなか治らないことから苛立ちを募らせ、暴力をふるうようになり、セイさんが救急車で運ばれるということもありました。
事件前、セイさんは病院に入院していましたが、財布がなくなったことから無理矢理連れ帰りました。
その後、セイさんの顔面を殴打するようになり、その為、セイさんは顔面などに、複数の傷がありました。
本件当日、食事をさせる為に部屋に連れていこうとしたが、途中で動かなくなってしまったので、殴打します。
それでも動かないことから、毛布を掛けてその場で寝かせました。
その後、セイさんの妹から電話があり、セイさんが寝ていたところに行くと、冷たくなっているセイさんを発見し、119番通報しました。


●セイさんの障害
頭部、顔面打撲傷
急性硬膜下血腫
外傷性くも膜下出血(死因)
頚部打撲傷
手背部に防御創
背腰部打撲傷
左右上下肢の多数の皮下出血


被告人の暴力によって救急車で運ばれた時、セイさんは医師に、『よく殴られる』、『3日前にも殴られた』と伝えていて、医師から注意をうけていました。
平成13年、14年頃から、顔や目の周りが腫れ、頭に瘤があることがあったそうです。
被告人は、憎くてやったのではなく、早く足を治して元気になれという気持ちで殴っていたと述べています。
更に、原因は練馬区の病院、行政が妻を介護しなかった所為だと述べていますが、セイさんの妹からホームヘルパーを頼むなどしたほうがいいと言われていたようなので、後付の言い訳だとしか思えません。
本当に責任を感じてるのか怪しいところです。


情状証人として、被告人の妹さんが立ちました。
原因は、被告人が介護の方法を知らなかったからだと述べ、被告人を正直な人だと言います。
ところが、セイさんが救急車で運ばれた時、階段から転げ落ちたと聞いていたそうです。
全然、正直じゃねーじゃん…。


被告人質問です。

弁護士「今回の事件の直前、セイさんは桜台病院に入院してましたね?」

瀧「その通りです」

弁護士「何処が悪くて入院していたんですか?」

瀧「C型肝炎と、足が弱っていたので」

弁護士「週に何回くらいお見舞いに行きましたか?」

瀧「大体、毎日です」

弁護士「なんで退院させたんですか?」

瀧「財布がなくなったから。盗まれたのか定かではないけど」

弁護士「財布が盗まれるようなところに置いてはおけないということですか?」

瀧「当たり前だ。人間として当たり前だ」

人間として当たり前なのは、女性に暴力をふるわないってのも当たり前だろ。

弁護士「奥さんも退院したいと言っていたのですか?」

瀧「一緒がいいよとは言ってました」

弁護士「行政を信用出来ないから、1人で看ようと思ったんですか?」

瀧「そ!信用出来ない」

弁護士「奥さんをスリッパで叩いたそうですが」

瀧「人間ね、腹がたったらなんでもやると思うよ」

弁護士「もう1度聞きますが、何故奥さんを叩いたのですか?」

瀧「言う事と出来る事が違うから」

弁護士「決して奥さんが憎くて殴ったわけではありませんよね?」

瀧「そういうこと」

なんかこいつ一々言うことが偉そうなんですよ。
しかも俺様論を振りかざし、それが自己矛盾してることにすら気づいてない。

弁護士「奥さんは足が悪かったようですが」

瀧「足が悪いというか人間」

弁護士「健康状態についてお聞きしますが、糖尿病にかかってるんですか?」

瀧「かかってる」

弁護士「拘置所内で、十分な薬は貰ってますか?」

瀧「怪しいもんだよ」

弁護士「自宅を引き払って、何処か別のところに住むつもりがありますか?」

瀧「ない」

弁護士「奥さんの妹さんが怒ってるようですが」

瀧「大体ね、わしが結婚してから女房を悪くしてやろうとか、さらさらない。生活の面倒をみてきた。それは何故かといえば、お互いがお互いをよくしようと思ってきたから。あれは守ってやらねばならないものだから、どのような判断になろうと、判断する人の能力だから、そんな期待してないし、期待感も持ってないから安心して下さい」

こんな戯言を言うような奴は厳罰にしちまえ!
何様だよこいつ。


検察官からの質問です。

検事「結局、今回の暴力をふるったことについては、動けるようになったと言ってたのに、動けなかったからですか?」

瀧「そうだよ」

検事「毎日殴ってたようですが、何故ですか?」

瀧「そりゃね、ふざけんなとなれば」

検事「病院の先生にも、殴らないように言われましたよね?それなのに何故、暴力をふるい続けたのですか?」

瀧「続けるというか、その時その時だから」

検事「奥さんに対して罪悪感はありますか?」

瀧「ある」

検事「なら、なんでですか?」

瀧「わしは性同一性障害で、生まれた時は小便するところが2つあった。そこで、男として生きることを選択したから、男として生きるのが正しいと言われてきたから」

検事「奥さんが足が悪くて動けないのを知っていたでしょ?」

瀧「動けないんじゃなくて、動かないんだよ」

なにこいつ。
ホント自己中心的というか、頑固というか。

検事「先ほど、行政や裁判所に不信感をもってるようなことを言ってましたが、何故ですか?」

瀧「民事裁判の時に、わしの土地を通っていいって判決を出した」

検事「ちょっとよく分からないんですが、罪を償うという気持ちがありますか?」

瀧「ある」

検事「それは、刑務所に入れられてもいいってことですか?」

瀧「いいよ」


弁護人から最終質問です。

弁護士「あなたにとって、妻セイさんの存在はどのようなものでしたか?」

瀧「生きていく柱だね」

弁護士「つまり、あなたにとって不可欠な存在ということですか?」

瀧「そう」

弁護士「奥さんにしてあげたかったことはなんですか?」

瀧「主体性を持て、受身になるな」

弁護士「奥さんの妹さんに対して、言うことはありますか?」

瀧「人間は生まれてくることを期待されてる奴と、どうでもいい奴がいるんだ」

弁護士「どういう意味ですか?」

瀧「だから、人間は期待されないと駄目なんだ」

弁護士「もう少し詳しく」

瀧「どうでもいい生まれ方じゃ駄目なんだ」

つまり、俺は妻に期待したと言いたいのでしょうか?
大体、これが妹さんに向ける言葉なんでしょうか?

この後も、裁判官からの質問で俺様論を披露してました。

介護について
『ホントやらないんじゃなくてやれない』

奥さんの気持ちを気づけなかったことについて
『人間はオールマイティじゃない』

妻の供養について
『供養はしてあげたいけど、供養してもなにもならない。特攻隊の人は日本が良くなると思って特攻したんだ。この国は終戦と称してるが、実際は敗戦だ』

人間はオールマイティじゃないって言葉は、奥さんに向けてあげるべき言葉だったのではないでしょうか。
結局は、自分に甘くて、他人に厳しいという人間なんだってことがよく分かりました。

やらないんじゃなくてやれないという言葉も、自分に甘くて他人に厳しいという性格が分かります。
自分はやれないなのに、奥さんはやらないという考え方が腹たちます。

最後の特攻隊の話は、理解不能です。
なんの繋がりがあるのやら。
それに、そんなに偉そうに敗戦だなんて言わなくても、誰でも知ってるわ。
自分だけが知ってるとでも思ってるのかね?
ホント何様だよこいつ。


論告
本件は足腰が不自由な妻セイさんの介護をしていた被告人は、セイさんが動かないことに腹をたて、平手やスリッパで殴打し、外傷性くも膜下出血の障害を負わせ、死亡させた事案です。
犯行は反復的、常習的で悪質です。
スリッパや平手で何度もなぐり死亡させたのですが、このようなことは日常的におこなわれてました。
病院の医師に注意されたにも拘らずに暴力をふるい続け、顔面、頭部を中心に、数十箇所の怪我を負っていたことからも日常的に暴力をふるっていたことは明らかです。
結果は非常に重大です。
なによりも夫からの暴力で死亡した無念さは想像に難くありません。
本件犯行の数日前に、妹に電話でなにか欲しいものがないか尋ねており、生きる意欲があったのは明らかです。
それなのに、理不尽な暴力で殺されたのです。
腹立ち紛れの暴力で、歩けるようになったと言っていたと言うが、かなり前から歩けなかったような人に、腹立ち紛れで暴力をふるうなど、短絡的です。
確かに、セイさんの介護は大変だったかもしれません。
しかし、暴力をふるってよいはずがない。
妹さんから、ホームヘルパーに頼ればいいと言われてるにも拘らず、そのようなことはしてません。
妹さんは、姉は誰もいないところで瀧さんから暴力をふるわれていたと思うと、涙が止まりませんと述べてるように、瀧さんには厳しい処罰を望んでいます。
勿論、被害弁償も示談もされてません。
被告人は高齢であること、罰金前科しかないこと、反省悔悟してることなど、当然検察官はこれらの事情も総合考慮します。
しかし、その一方で犯行自体が介護疲れによるものとは全く違うことなどを考慮し、検察官としては、有期懲役刑を選択した上で、被告人を


懲役5年に処するのを相当と思料します。



最後の一言
大したことはねーんだけど、組織を動かすには、その能力がある奴がやらないと駄目。個々によるところじゃなくて、組織を動かす奴に依存しなければ駄目。


なんなんだこいつ。
マジで最後まで苛々が止まりません。
言うに事欠いて組織を動かす為の話を最後にもってきやがる。
奥さんへの悔悟の言葉が全くない。
こいつは最後まで反省なんてしてないね。
悪いのは行政、司法、病院だと思ってるんだよ。
悪いのは自分の妻に日常的に暴力をふるってたテメーに決まってるだろ。
こいつは駄目だ。
一度、ボコボコにされて、痛みという奴を知らないと理解出来ないんだよ。



テメーは最低の男だってことを自覚しろボケッ!
タグ:殺人 論告
posted by angry man at 18:00 | 東京 曇り | Comment(5) | TrackBack(0) | 殺人裁判傍聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. 求刑が短すぎる。まぁ高齢なので、どうぞ刑務所の中でしんでください。更正はもはや不可能でしょう。税金が無駄なので出来るだけ早くにしんでほしい。刑務所でいたぶられて奥様の痛みを感じつつ死んで欲しい。
    Posted by 信じられない at 2008年10月25日 18:43
  2. それにしても酷い人間がいるものなんですね。
    Posted by テイク at 2008年10月25日 22:02
  3. 奥さんは長い間耐えていたのでしょうね。こんな男に殺されるなんて!なんて無念、、、。刑務所でジジィ扱いされて、つかえねぇなぁ!とれーんだよぉ!キビキビ動けコノヤロー!などガンガン言われて、中で虚しく死んで欲しい!オメーも動けなくなんだぞクソオヤジ!刑務官にそのクソみたいな自尊心ズタズタにされて、己の愚かさを思い知って欲しいわ。
    Posted by ほんと腹立つ! at 2008年10月26日 01:56
  4. なんだかちっとも反省も後悔もしてないような気がするのですが…

    奥さんを殺してしまったことを「罪」として認識してるかも正直疑問です。


    Posted by ノピア at 2008年10月26日 05:18
  5. え??
    酷くない?
    ありえないんだけど。

    同じくボコボコに殴れて死んでください。
    じーさんだろーが関係ねーよ。

    こんな性格の人間がいるんですね。
    それにもビックリです。
    Posted by ずんげ at 2008年10月26日 10:06
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