性犯罪裁判での被害者参加制度が適用された議員による強姦未遂事件。

平成21年 合(わ) 第25号 強姦未遂 田上原一(56)


まずは、逮捕時の報道からご覧下さい。

出張先のホテルで同行の女性に抱きつく 元町議を逮捕

出張先のホテルで同行した女性職員の胸を触るなどしたとして、警視庁愛宕署は7日、強制わいせつの疑いで、熊本県和水町の元町議、田上原一(たのうえ・げんいち)容疑者(56)を逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、田上容疑者は昨年10月7日、東京都内で開かれた監査委員の全国研修会に出席。宿泊先の港区浜松町のホテルで同日午後9時ごろ、研修に同行した団体職員の30代女性の部屋を訪れ、抱きついたり、胸を触ったりした疑い。
田上容疑者は昨年10月中旬、事件の責任を取り議員辞職している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090107/crm0901072216036-n1.htm


お分かりでしょうが、当ブログで取り上げた、小笠原の議員である友永に続く、議員による性犯罪です。
この裁判は、かなり驚いたのですが、被害者参加制度が適用されています。
被害者は検察官と同じ場所に座るので、検察官側が見えないように、遮蔽処置が取られました。
性犯罪の事案で、被害者参加制度が適用されるのは、全国初なのではないでしょうか。
つまり、被害者からの被告人質問に加え、被害者からの量刑の意見がおこなわれることになります。
ちなみに、上記記事では強制わいせつとなってますが、罪状は強姦未遂です。


起訴状
被告人は、被害者当時29歳を強いて姦淫しようと企て、平成20年10月7日午後9時から同日午後9時5分までの間、東京都港区浜松町所在のアートホテルズの307号室において、同人の肩を左手で掴んで強く引き寄せ、右手で乳房を揉むなどしてソファーに引き倒し、首筋や乳房を舐め回すなどして同人の反抗を抑圧して、強いて姦淫しようとしたが、抵抗された為にその目的を遂げなかったものである。


罪状認否
「行為にあたりましては言われた通りです。ただ、強姦未遂となってますが、強姦をしようとは思っておりませんでした」

裁判長「弁護人の意見は?」

弁護士「強姦の故意は否認します。仮に強姦未遂になっても、中止未遂が成立すると思料します」

中止未遂になんかなるわけねーだろ。
まぁ、言うだけならタダだけどな。


生年月日 昭和27年4月30日
本籍地 熊本県玉名郡和水町
現住所 千葉県八千代市大和田新田411(保釈されてるので熊本には帰れないから、今だけ千葉に住んでるそうです)
職業 建築業



冒頭陳述
被告人は熊本県で生まれ、高校を卒業後、建設会社に勤務した後、建築業を営み、その傍ら熊本県玉名郡和水町の町議会議員をしていました。
妻との間に、1男1女がおり、現在は妻と同居しています。
被告人は、平成20年10月7日、全国監査委員協議会に参加する為に上京しました。
その後、玉名郡の町村議員や事務員と一緒に焼肉店で夕食をとりました。
食後、被告人は事務員である被害者にもう1件付き合うように誘いましたが断られました。
しかし、嫌がる被害者を無理矢理誘い、居酒屋でお酒を飲みました。
被告人は、被害者のことを、ぽっちゃり型で自分好みの女性だと思い、SEXしたいと思いました。
そこで居酒屋を出た後、「部屋に行くけん」と言い、被害者が「いえ、私はもう寝ますから」と断っても、「ちょっと話があるけん」などと強く要求しました。
被害者は、被告人の力で解雇されるかもしれないと思い、前記客室に入れました。
被害者がソファーに座ると、被告人が隣に座り、突然、肩に手を回して引き寄せ、「やめて下さい!」と抵抗する被害者の胸を揉み、「よかたい」などと言いました。
被害者は、「私には大事にしてる彼氏がいるんです」と言いましたが、被告人は「よかたい。抱きたか」と言い、抱きかかえて逃げられないようにした上、首筋を舐めました。
そして、衣服の中に手を入れてきて、ブラジャーの上から胸を揉みはじめました。
被害者は、「やめて下さい!」と言いながら、体を前後に動かして抵抗しましたが、被告人は被害者を仰向けに押し倒し、馬乗りになってキャミソールを押し上げ、「よかたい」と言いながらブラジャーを取り、むき出しになった乳首を舐めたりしました。
被害者は、「やめて下さい!もう彼氏から電話がくるんです!」と言いながら押し返しました。
被告人は、「自分で部屋に帰ってひとりでやるほど寂しいことはない」と言いながら、自分の陰茎を暫く触った上、自分の部屋に戻りました。
被害者は熊本に戻った後、誰にも言えずにいましたが、被告人から連絡があり、「また会おうね」などと言われて恐ろしくなり、告訴に至りました。
また、本件後、被害者は心療内科に通うようになりました。


被害者の供述
夕食を皆で食べた後、被告人以外の7人はエレベーターで上がっていきました。
被告人だけ残り、事務局員の私だけが黙って上にあがるわけにはいかないので、「私もあがりますよ」と声をかけると、「もう1件付き合え」と言われたので、「明日も早いので」と断りました。
2人で食事したこともなく、そのような関係でもなかったし、町議会議員と2人で食事すると、気を使うことになるので嫌でした。
しかし被告人は、「こんな機会はあまりないから付き合え」と、何度断っても諦めず、怒らせるとまずいと思い、「じゃあ、少しだけなら良いですよ」と言って、居酒屋に行き、20分から30分くらい居たのですが、その間、「彼氏おっとかい」と聞かれました。
彼氏はいませんでしたが、口説かれたり、なんでいないんだと余計なお節介されても嫌なので、彼氏はいると言いました。
すると被告人は、「その彼氏はあんたを大事にしてくれとるかね?体だけの関係ではなかとかね?」と言ってきました。
あんたに関係ないと不愉快になりましたが、「大事にされてます」と言いました。
そして、「明日も早いですから、そろそろ戻りましょう」と言うと、「それじゃあ戻ろうかね」と、あっさりと言って戻りました。
被告人は、居酒屋を出てすぐに「部屋に行くけん」と言ってきましたが、2人になるわけにはいかないと思い、「いえ、私、明日早いですから」と断りましたが、言うことをきかず、「ちょっと話があるけん。行っていいかい?」と言われ、もしかしたら他人には言えない話があるのかもしれないと思ったのと、自分の立場が悪くなるかもと思ったのと、クビになるかもしれないと思ったので、「ちょっと話をするだけなら良いですよ」と言いました。
部屋に入り、テーブルを挟んで座ると、「いつか一緒に飲みたいと思ってた」、「隣に行ってよいかね」と言ってきて、私は断りましたが、強引に隣に座ってきました。
いつ私に手を伸ばしてくるか気が気でない気持ちでしたが、まさか他の議員もいるホテルで襲われることはないだろうと思ってました。
その後、彼氏の話をしてきて、会話が途切れた時に抱き寄せられました。
私は逃げようとしましたが、力が強く、逃げられませんでした。
そして、「彼氏とは体だけの関係だろ?」と言いながら乳房を揉んできました。
私は、今逃げなかったら強姦されると思い、両手で突き放そうとしましたが、力で引き寄せられました。
そして首筋を舐めてきて、気持ち悪くて、恐怖で固まってしまいました。
首筋や乳房を舐め回されてると、抵抗する気力が失せてきて、このまま好きにやらせておけば、いつか帰るだろうと気持ちが萎えそうになりましたが、気力を振り絞って突き放しました。
被告人は、「もう帰るけん。その前に」と言って、ソファーに座った私に抱きついてきました。
ここで突き放したら、また怒り出して、いやらしいことをされると思い、両手をだらんと下げて、出来るだけ触らないようにしてると、「手ばまわしてくれんとか」と言うので、言う通りにしましたが、出来るだけ触らないように手を浮かしてまわしました。
すると被告人は、股間を指差して、「もうこんなになってる。自分で部屋に帰ってひとりでやるほど寂しいことはない」と言ってきましたが断ると、「じゃあ見てくれ」と言って、自慰行為をはじめました。
その後、手を掴んできて、股間を触らせられました。
離そうとしましたが、力が強く、暫く股間を触らせられました。
被告人が出て行った後、知り合いに電話して相談し、風呂で体を何度も洗いました。
その夜は、一睡も出来ませんでした。
被告人は翌朝、電話をかけてきて、「今日、8時30分にロビーだったか?」と言ってきて、よくかけてこれるなと思いました。
熊本に帰ってからは、相談出来ませんでしたが、2日後に被告人から電話があって、「今、新宿のアルタ前にいるんだ。熊本に帰ったら、また会おうね」と言われ、今のままでは被告人から逃げられないと思い、知人と上司に相談し、告訴することにしました。
強い精神的ショックをうけ、自宅に帰って1人になると、突然涙が出るようになりました。
職場にいても、周りの物を投げたい気持ちになります。
こんな不安定な精神状態のまま2ヶ月間過ごし、知人に言われて心療内科に通うようになりました。
私は一生消えない傷をつけられました。
それなのに、私の親に謝罪もなく、私にもちょっとした手紙を出しただけで、弁護士と一緒に謝罪に来るとか、誰でも考えそうなことすらしてません。
町会議員も辞職しましたが、次の選挙に出るという話が聞こえてきて、あのようなことをした人が議員になって良いわけがありません。
どうか厳しく罰して下さい。


この日はこれで終了です。
被害者の診断は、PTSDと不眠症だったそうです。
もうクズとしか言いようがないですね。
立場を利用した卑劣な行為です。
若い女性に相手にもされないようなオッサンが、立場を利用して無理矢理SEXしようなどというのは、許しがたい。

情状証人には、カワハラユウイチとかいう被告人の幼馴染が立ちました。
専修大学玉名高校2年3組の担任だった恩師に頼まれたらしいです。
被告人を称して、明るく、声も大きく、ざっくばらんで、町の消防団の団長をしていて、リーダーシップがあり、自分の意見をちゃんと言う男と述べてました。
こんなクズを称して、よくそんな褒め言葉が出てくるもんだ。
呆れるわ。
酒癖に関しても、明るい酒で、女性に迷惑をかけるようなことはないと言ってました。
ということは、酒は本件に関係がなく、完全に自分の意思によって襲ったと言うことですね。
完全に墓穴です。
まぁ、元々酔ってたからだなんて言っても、通用しませんが。

今後の被害者の予定としては、心情、弁論、両方の意見陳述をおこなうそうです。
心情は被害に遭ったことによる気持ち、弁論は量刑についてということになります。
あと、被告人質問でも、質問されると思います。


被害者参加制度で出てくるのは、凄い勇気が必要だったでしょう。
本来は、この日だけで結審までいく予定だったのです。
しかし、被告人側が一部調書の任意性で争うなどと言い出したので、続行になってしまいました。
ようするに、被害者に1度ならず、また出廷してこい!と言ってるわけです。
この事実だけとっても、このクズに反省という気持ちはないと思われます。



和水町の皆さん。次回の選挙でこいつに投票するのだけはやめて下さい。
タグ:強姦
posted by angry man at 21:40 | 東京 晴れ | Comment(1) | TrackBack(0) | 強姦裁判傍聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. 薄汚い性欲の露見…。
    こういうのはガチで最悪ですね…。
    Posted by take at 2009年03月21日 01:44
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