母親を暴行し、殺したクズの裁判です。
本日、論告がありました。
その前に、証人尋問と、被告人質問がありました。
被告人質問に限っては、前回の公判で主質問は終わっていたらしく、検察側からの質問からです。
ちなみに、被告人は法廷に入ってきた時から暫く泣いてました。
鼻水を垂らして…
汚ねぇよ…OTL
弁護士「あなたは人間心理学の発達心理学を専門としている方ですね?」
証人「はい」
弁護士「発達心理学とはなんですか?」
証人「心の発達を研究する分野です」
弁護士「以前、警視庁で働いていて、少年問題の相談を請け負っていたそうですが、どのくらい働いていたんですか?」
証人「9年です」
弁護士「少年問題とは、どのようなものですか?」
証人「少年犯罪、家庭内暴力など多岐に亘ります」
弁護士「警視庁退職後の経歴は、どのようになりますか?」
証人「大学院に進学して、短期大学で教授を、そして現職です」
弁護士「全ての供述調書に目を通しましたか?」
証人「はい」
弁護士「家庭内暴力のことを聞きますが、子供が親に対して継続する暴力はよくあるんですか?」
証人「暴力を振るう場面が家庭に限定されているケースが非常に多い。そして、非行歴もないことが殆どです。しかし、背後に自分の気持ちを分かってほしいという理由で暴力を振るうケースが多々見られます」
弁護士「ストレスや不安のない家庭内暴力はあるんですか?」
証人「ありません」
弁護士「家庭内暴力をする人は、何故するんですか?」
証人「困難な状況を自分で乗り越えることが出来ないと思ってしまい、自尊心が傷付けられます。その結果、他者に原因を求めるということです」
弁護士「ひとつの防衛規制と考えてよろしいですか?」
証人「それでも良いと思います」
弁護士「家庭内暴力は、母子の間で多いんですか?」
証人「はい、そうです」
弁護士「何故ですか?」
証人「そのようなケースは、家庭内で父親の存在が薄く、母子が強く結びついてしまうという理由が考えられます」
弁護士「被告人は母親が37歳の時の子供で、しかも結婚して9年目にできた子というのは、母子関係に関係してると思いますか?」
証人「どの母子も愛情には変わりないと思います。この事件に関係していたかどうかは、材料が少なくて私には判断できません」
弁護士「被告人は母親に断続して暴力を繰り返していたようなんですが、どのような理由が考えられますか?」
証人「母親が子供の面倒を見すぎてしまい、自分で対処する能力が育たない。その結果、暴力が現れたと推察します」
弁護士「赤面について聞きますが、被告人は妄想性赤面恐怖症とありますが、これは精神病の一種ですか?」
証人「私は精神病の専門家ではないので、文献で得た知識で答えさせていただきます。赤面症は精神病ではありません」
弁護士「妄想性赤面恐怖症とは、どういったものですか?」
証人「顔が火照っただけで赤くなったと思い、人から変に見られるのではないかと不安になります」
弁護士「どのような人に表れるんですか?」
証人「劣等感を持っている者に表れると文献にはあります」
弁護士「被告人は母親にだけ暴力を振るっていたので、その母親が死んでしまったので社会復帰しても再犯の恐れはないんじゃないでしょうか?」
証人「そう思いますが、将来結婚をした時に、依存の相手が妻になってしまうと、同じようなことになる恐れもあります」
反対尋問です。
検事「今まで、何件も家庭内暴力の相談をうけてきたそうですが、今回のに匹敵するようなケースはありましたか?」
証人「ありました」
検事「何件くらいですか?」
証人「2件くらいです」
検事「それは、刑事事件になったんですか?」
証人「なっていません」
検事「え?匹敵するようなケースの話ですよ?」
証人「母親が肋骨を骨折してしまったが、警察に届けなかったというケースです」
検事「確認なんですが、死亡してしまったケースは今回が初めてですか?」
証人「はい」
さて、ここで終了にします。
被告人質問と論告は明日にします。
実は、こういった家庭は私も知ってます。
母親にだけ暴力を振るうクズです。
他の人には異常に礼儀正しい奴なんですが、母親には手加減なしで殴ります。
私の母親が、その母親と親しいのですが、顔が腫れあがってる時が多々あるらしいです。
そいつの場合は、幼い頃に兄貴が自殺したりと色々な事情もあるのですが、それでも許されることじゃありません。
ちなみに、そいつは放火で逮捕されました。
ムカツクことなど多々あるでしょう。
喧嘩することだってあるでしょう。
叩かれたことだってあるでしょう。
それでも母親に手をださないのは常識中の常識です。
被害者の母親は、暴行を受けて自分の死を覚ったのか「さようなら」と暴行が終わったのちに言ったらしいです。
それを無視して被告人は、自分の部屋に戻りました。
その言葉が気になって引き返した被告人は、よだれを垂らして死んでいる母を確認しました。
はぁ〜、最後まで、こんなクソガキなのに子供に対する愛情が残っていたんだなと切なくなる話です。
ここで、こいつをボロクソに言うのは簡単ですが、母親がそれを望んでいるとは思えません。
全ての肋骨を骨折するくらい非情な暴力を自分の子供からうけながら、死んでいく間際に“さようなら”と言った母親の気持ちは、私には分かりません。
自分で産んだ子供なのに、虐待して殺すようなクソ親もいれば、最後の最後まで子供を気遣う親もいる。
これは、今も昔も変わらないんですかね?
それとも、今の世の中が腐ってるだけなんですかね?
ただ言えることは、個人的にはコイツは許せん。
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>その言葉が気になって引き返した被告人は、よだれを垂らして死んでいる母を確認しました。
この部分、読むんじゃなかった。
強く影響を受けてしまい感情をコントロールできなくなってしまうので、今回も暫く塞ぎ込みそうです。
非常に悲しい事件ですね。
ドラマや映画なんかは全く影響されないんですけが・・・・
被告人にこの辛さをわかってもらいたいけど、管理人さんには、それがわかるようなら初めから母親に手を上げないと言われそうですね。
なおさん、「それがわかるようなら初めから母親に手を上げないと言われそうですね。」これについては、今回に限っては分かってほしいと願ってやみません。
すずさん、全然読みづらくないですよ。
むずかしい問題です。
愛情をもって可愛がりすぎて、甘やかすのも良くない。
かといって、冷たくするのも良くない。
結局、偏らないようにするのが1番だってことですが、それが1番むずかしいのが現実ですからね。
しかし、今回の件は育て方うんぬんより、子供自身に原因があるような気がします。
親が気に食わなければ出て行けばいいでしょ・・・大人なんだから。子供を殺す親もいるけれど、だったら酷い親と言われるのを覚悟で捨てればいいでしょう。命を奪う権利は無いはず。
質問なのですが、被告人は22歳で警視庁で9年間働いていたのというのは間違いではないでしょうか?当時ということでしょうか?
ここだけ分からなかったので・・・
この記事の証人は、被告人ではなく、人間心理学を研究されている方です。
彼が警視庁で9年働いていたってことです。
被告人質問のほうは、本日の記事をご覧下さい。
ひどい母親もいますが、大半の母親は何かあった時に自分の命は惜しくないくらい子供を愛しています。揺るぎない愛情です。だから、こういう事件は苦しいです。
実は、ありがとうって所突っ込んでいいのか悩んでました^^
読みなおしてびっくりでした。なんでありがとう?と書いてしまったのか・・・。悩ませてしまい申し訳なかったです。すっきりして頂けてよかったです(>人<;)
それが親の感情だと思いますよ。
特に母親は自分がお腹を痛めて産んだ子ですから、男親よりも愛情は強いというのが自論です。
「ありがとう」については、私がツッコムまでもないようで助かりました(^^