まず、事件の概要を被告人の供述と、被害者の供述が合っている部分から書きます。
事件の概要
コンビニで新聞を買い、外に出た被告人は、白いスカートを穿いた被害者を見つける。
住宅の前で足を止めた被害者は、携帯電話を弄りだした。
それを見た被告人は、今しかないと決意し、被害者の後ろに忍び寄り、しゃがみこんでスカートの裾を捲り上げて、臀部を撫でる。
被害者は触られた瞬間、少し屈むようになったが、そのまま固まってしまったので、被告人は陰部を触った。(直接触ったか、パンツの上から触ったかは争っている)
2秒から3秒の間、触った被告人は、2、3歩後退する。
そこで被害者が、大声で叫んだので、被告人は走って逃げ出す。
それでも被害者は追いかけながら、その人痴漢です!捕まえて下さい!と叫び、被告人の前に通行人の男性がいたことから、被告人は諦めてしゃがみこみ、駆けつけた警察官に逮捕された。
さて、概要を読んで頂ければ分かるように、被告人は事実関係で争ってます。
その所為で、被害者が証人に立ちました。
検事「陰部を触られたってことは、なんで分かったんですか?」
被害者「感触です」
検事「スルッと入ってきたと言ってますが、そういう感じですか?」
被害者「はい」
ここで被害者が判事に訴えます。
被害者「すいません。非常にこの部屋、暑いんですけど。具合が悪くなっちゃうんですけど」
この尋問は、モニターを使った尋問で、被害者は別室にいます。
どうやら、裁判所が冷房を付け忘れたようです。
そりゃ蒸し焼きにされてる感覚だったでしょう。
判事が冷房を強くかけることを指示し、尋問を続けます。
検事「例えば、陰部を触る時に、パンティーの裾を引っ張られたことはありましたか?」
被害者「ないです」
検事「パンティーを穿いていたとなると、陰部を触るにはなにかしらしないといけないと思うんですが、その点はどうですか?」
被害者「私が思うには、パンツが上がっていたことから、そこから手を入れたんだと思います」
検事「どういうことですか?」
被害者「パンツの裾が捲くり上がってたので、入れやすかったんだと思います」
検事「被告人は、あなたの陰部は触ったが、パンティーの上からだと言っていて、あなたのパンティーを触った時にザラザラしていたと言ってるんですが、あなたのパンティーはザラザラしてるものなんですか?」
被害者「ツルツルしてました」
検事「陰部を触られてる間は、どんな気持ちでしたか?」
被害者「恐怖、驚き、気持ち悪さで最悪でした」
検事「それで、大声をだして被告人が逃げ出して、駆けつけた警察官が捕まえてくれたということですね?」
被害者「はい」
検事「裁判所で証言して、どう思いましたか?」
被害者「こんな恥ずかしい思いをしたのは、生まれて初めてです。今後、こんな思いはしたくありません」
検事「被告人に言いたいことはありますか?」
被害者「今後、2度とこんなことをしないように、きちんと罰を受けたほうがいいと思います」
検事「被告人からの手紙は受け取りましたか?」
被害者「被告人というか、弁護士から受け取りました」
検事「読みましたか?」
被害者「読んでません。不快になりました」
検事「手紙を送られたことで、被告人に対する気持ちは変わりましたか?」
被害者「不快になっただけで、別になにも」
検事「今後、その手紙を読みますか?」
被害者「読みません。裁判が終わったら捨てます」
弁護側からの尋問です。
ちなみに、この弁護人は、かなりのおじいちゃんです。
弁護士「被告人はあなたのあとをつけた時に、あなたがフラフラしてたと言ってるんですよ。それはあなたが酔ってたということですか?」
被害者「酔ってませんよ」
弁護士「あなたがお酒に強いとは書いてあるんですけど、お酒を飲んでいたことは間違いないんですか?」
被害者「飲んでましたよ」
弁護士「では、フラフラ歩いてたと」
被害者「フラフラなんてしてませんよ」
ここで被害者が追い討ちをかけます。
被害者「すいません。聞こえづらいので、マイクに近づいてもらえませんか?」
判事「弁護人はマイクに近づいて喋って下さい」
この弁護人は、お年寄りなもんで、なにを言ってるのかいまひとつ分かりづらいんですよ。
弁護士「触られたのは2、3秒のことで、いわば一瞬ですよね?その間にちゃんと判断できるのは、落ち着いてる時だと思うんですけど」
被害者「家の前では落ち着いてませんか?」
弁護士「ビックリした中で、判断するのは難しくないですか?」
被害者「素肌を生で触られるのか上から触られるのかは、分かると思うんですが。女性なら誰でも分かると思うんですが」
弁護人はタジタジですw
弁護士「触られた後、痴漢!って大声で叫んだんですか?」
被害者「キャー!とか痴漢!とか何度も何度も叫びました。痴漢にあったのは確かなんで」
弁護士「警察では、1対1で話したんですか?」
被害者「いえ、たくさんいました」
弁護士「そこで、どこを触られたのか話したんですか?」
被害者「話しましたけど、たくさんいたので、非常に話しづらかったです」
判事から一点だけ尋問です。
判事「本日、あなたが述べたことは、その当時の記憶に基づいて証言したということでいいですか?」
被害者「はい」
文字では分かりづらいですが、初めのほうの弁護人に対する被害者の答え、「〜でしたよ」とか、「〜してませんよ」とか、語尾に『よ』がつく発言は、おじいちゃんを諭すような言い方をしてました。
ところが一転、バカにしたような言い方になりました。
完全に弁護人はのまれてましたね。
この証人尋問を見れば、誰でも弁護側の負けと判断します。
検察官も弁護側の尋問の間、終始ニヤニヤ笑ってましたもん。
被害者にコテンパンにやられてんな〜、みたいなw
私の受けた印象は、被害者は若い女性なんですが、理路整然としていて、気が強い子ってイメージです。
それでも、痴漢にあってる間は声も出ないんですね。
なんだかんだいっても、相手は男で、間違いなく力が上でしょうからね。
気の弱い子は、その後も大声をあげて追いかけるなんてことは出来なかったでしょう。
電車内での痴漢になると、そういう子を狙うのが卑劣な変態の手口ですからね。
私が今まで見た中で、1番しっかりした受け答えをする被害者でした。
大抵の被害者は、消え入りそうな声ですから。
次回は、情状証人と被告人質問だそうです。
まぁ、こいつは100%負けです。
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私が被害に遭った状況と似ていて、
思い出し、再び怒りがこみ上げて来ました。
許さん!今でも許していません。
実刑を望みます。
こいつは見た目がヤクザもどきのオッサンで、しょーもない奴でした。
彼に執行猶予をつけても、ろくなことはないと思います。